ルドルフ

赤鼻のトナカイ “ルドルフ”

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制 作:開高 悦子
原 画:高木 亮
赤鼻のトナカイ “ルドルフ” の切り絵に出会ったのは
2010年の秋のことです。
その時、瞬時に3Dピクチャーにしたら可愛いだろうな・・・っと
私の頭の中は3Dモード全開になったことを思い出します。
今年(2011秋)の展示会でLEDを入れて “ルドルフ” を発表したところ、
可愛くて可笑しいキャラが大好評でした。
疲れたサンタをおぶって歩くルドルフの目が何とも言えません。
目が全てを物語っているではありませんか!
原画は二人が上の方にあり、余白を生かす構図になっていますが、
私は、星空の瞬きを強調させるために、
ルドルフとサンタの位置を下にしてポジションに変化を付けました。
全体照明をすることで二人の影が雪の上に投影されます。
それこそが私の目指すLEDを組み込んだ
3Dピクチャーの醍醐味なのです。
このLED付きの “ルドルフ” は暗い場所に置くと
灯りの役割も果たしてくれるので
インテリアだけでなく照明にもなります。
原画との対比
産みの親である高木氏に見て頂いたところ、
私の遊びの部分を理解して下さって、
「ワー、赤鼻が光っている~、星がキラキラしていて綺麗!」と
大変喜んで下さいました。
今、3Dになった “ルドルフ” は、高木氏の個展会場に
展示されております。
ポストカードの小さな世界をアレンジする楽しさを
改めて感じた赤鼻のトナカイ “ルドルフ” です。