“楽園” 

開高悦子の “楽園”

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制作:開高 悦子
SHADOWBOX in Japan 2010 丸善展に出展した“楽園”です。
バリ島を旅した時に気に入ったバリ絵画の原画を購入し、
画商の許可を得て2009年に3Dピクチャーに仕立てたのですが、
この度、アジアンテイストにするために額装を変えて発表しました。
額装は縦に長く茶褐色のフレームと黒いマットの中に作品を閉じ込め、
中央にアクリル板を入れ、その上にハイビスカスと同じ色の花の一部と、
私の名前の悦子の“悦”をアクリル絵の具で描きました。
“悦”の文字は生徒さんのご主人が篆刻した物をプレゼントしてくれた判子で、
私の大事な宝物になっております。
作品の裏には音楽基盤を入れて、大好きな森のイメージの
ギターのメロディーが1分間流れるように仕組みました。
そして森の香りが漂うように、アロマオイルを入れるスペースを作りました。
自己満足ではありますが、観る、聴く、香る、の3点を作品の中に
取り入れました。この3点 + 灯り(LED)を組み込んだ作品群は、
2009年に実用新案登録(3150724)を取得しております。
バリ島の美しい森の中でさえずる鳥の声、美しく咲き乱れる
南国の花や大きな椰子の木、遠景の山々や青い川の流れ、
いつまでも美しい地球が続きますように・・・と、
私の世界観を“楽園”の中に閉じ込めました。(悦)