散歩道

日記りすと

更新日2010.04.10 Apr16:49

切り絵の3Dピクチャー

桜の季節に2010銀座伊東屋展が開催され
(2010年3月31日〜4月7日まで)、
盛況の裡に無事に終了しました。
ご来場下さいました多くの方々に心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
今回で6回目となる銀座伊東屋展の共通テーマは、
「Dogs & Cats」でしたので、
どんな作品展開をするか悩んでいた時に、
天からの計らいでしょうか・・・
生徒さんのMさんが切り絵作家・高木亮氏
「ユメとバルーン」を紹介してくれました。
私はユメとバルーンの物語を読んで涙がこぼれるほど、
感動してしまったのです。。。
「何かを選ぶことは、捨てることでもある。」・・・含蓄のある文です。
そんな文章の行間にも高木氏の人柄が垣間見える
まさに大人の絵本だと思えたのです。
高木亮氏との偶然とも必然とも言える素敵な出逢いから、
カリフォルニア会は切り絵の3Dピクチャーを発表することになり、
2009年12月から2010の3月までを切り絵の3Dピクチャーの制作に励み、
出展者8名の気持ちが一つにまとまりまりました。
黒猫ユメと大きな犬バルーンの物語の中には
日本の美しい四季が和の色で再現され、
二人の出会いと別れが遠近を深く感じる切り絵で展開されていました。
3次元になったユメとバルーンをご覧になった高木亮氏から
「作家冥利に尽きる」と大絶賛されましたことは、
私たち8名の制作者にとって、まさに至福の時間でもありました。
時間ができましたら、大きな画像と共に展示会のコーナーで紹介しますが、
来場された方々にも、お褒めを頂いた作品群をまずは散歩道で
全体像の一枚だけいち早くお届けします。
これから編集作業に頑張ります!(悦)

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