散歩道

日記りすと

更新日2008.03.01 Mar06:35

岡倉天心六角堂(北茨城)

岡倉天心六角堂
北茨城市にある岡倉天心六角堂を訪ねました。
岡倉天心は日本の美術に貢献した人として知られておりますが、
太平洋が一望できる高台にこの六角堂を建てて、
書斎として使用されたそうです。
晩年、孤独だった天心は六角堂で空想の世界に浸ったり
釣りをしたりしてを五浦海岸で過ごしたそうです。
風光明媚で美しい入り江が五つあることから五浦と言われる
五浦海岸は私の母の故郷でもあり、
私も幼少の頃から夏になるとよくこの場所を訪れ、
波の静かな入り江の磯原海岸で毎日のように泳いだことが
懐かしく思いおこされました。
様々な表情を見せてくれる五浦海岸
六角堂から見た太平洋
明治39年、岡倉天心は日本美術院の本拠を五浦に移し、
弟子の横山大観らとともに新しい美術活動を展開しました。
その当時の屋敷が現在もそのまま
茨城大学美術研究所によって保存されています。
天心邸
六角堂を見た後、茨城県天心記念五浦美術館に行き
天心の生涯と美術品を鑑賞してきました。
撮影禁止の為、許可がある天心の陶板をご紹介します。
岡倉天心の銅版
この美術館では岡倉天心ら五浦ゆかりの作家たちの業績を紹介すると共に、
国内外の名作を紹介する企画展、近代日本がを中心とする
所蔵品展が定期的に開催されています。
太平洋を一望できる天心記念五浦美術館は
時間を充分とって何回でも訪れたいスポットです。(悦)

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