散歩道

日記りすと

更新日2014.03.13 Mar18:34

先回、羽化に失敗したアゲハ蝶の事を紹介しましたが、
羽化から11日経った現在、アゲハ蝶の女の子は健在です。

最初はハチミツ水をコットンに含ませて、その上に止まらせていたのですが、
栄養分としては、ポカリスエットの方が良いとの情報を得たので、
蝶の吸収官（ぐるぐる巻の口吻）にポカリスエットをスポイトで
一滴ずつ与えていきました。

一日に３回３滴ずつ、与えたところ元気になっていって
少しずつ葉から葉へと移動できるようになり、
そしてとうとう奇跡がおきました。

私の指にもよく止まり、翅を振るわせて飛ぶ練習をするようになりました。
そしてついに・・・・・

飛びました〜
ポカリスエットの効果は大です。
人間も熱が出たり具合が悪い時は脱水状態にならないように
ポカリを飲みますが、昆虫にも良い事が証明されました。

よく観察するとこのアゲハ蝶は裏翅が麻痺していて
全く動かす事ができなく、基部（胴体部分）も変形していて
尾状突起も一本失っているハンディーキャップを背負った子です。

それでも飛びたいという本能の強さをこの目でみて感動すら覚えました。
私の指からひらひらと降下しながら飛びたった時には
思わず歓声をあげてしましました。

自力では生きていく事は難しく、私という人間の手が必要です。
でも頼りにされるのは嬉しいものです。
なので余計に可愛さもひとしおなのです。
命って凄い！　生きるって凄い！　と思わずにはいられません。

時々はカーテンに止まっていたり、少しずつ行動半径が広がってきたアゲちゃん！
昨晩は行方不明になって探すのに疲れました〜
やっと見つけた時はため息がでるくらい安堵しました。

アゲハ蝶のアゲちゃん、私と娘から愛されて幸せかもしれません。（悦）

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