散歩道

日記りすと

更新日2013.05.01 May22:31

釣り人の心

釣ったばかりのへら鮒
何時もWaikingする綾瀬川沿いにはヘラ鮒を釣りに来る人が
多くいて、早朝から糸を垂れているのですが、
今朝のWalkingの時に、釣った瞬間の光景に遭遇しました。
青い服のおじさん、とても優しい人で、写真を撮りたいというと
網の上に釣ったばかりのへら鮒を広げてくれました。
ところが、この鮒は傷ついていて血がにじんでいたのです。
するとおじさんは、青い液体の薬を塗り込んであげて
また川に逃がしてあげました。
薬を塗ってもらったへら鮒
私はつかさず聞きました。
私:鮒が釣れたら食べるのですか?
釣り人:いいや〜 絶対に食べないよ。
    全部逃がしてあげるよ。
    
川の反対側の用水路には、産卵の為にやってきたへら鮒が
沢山います。背びれが見えているので、網ですくえばすぐにでも
鮒をGETできるので、どうして取らないのですか?っと
聞いてみました。
釣り人:竿で釣る事が目的だからね。。。
    
釣り人は糸を垂れている間、じっと動かず川面を見つめ
鮒と勝負しているのですね。
鮒がかかった瞬間の喜びが忘れられずに、
毎年GWには綾瀬川にやって来る人が多いのでしょう。
今日は、優しい釣り人のおじさんから釣りの心を教わったような
気がしました。(悦)

このページの一番上へ

過去の散歩道