散歩道

日記りすと

更新日2011.07.21 Jul12:54

散り際・・・

散り際の蓮の花
四日の間、開いて閉じてをくり返し、
最後は閉ずに散っていく蓮の花。
私は何故だか蓮の花を見ていると
女性の生涯とオーバーラップしてしまうのです。
だからこんなにも惹かれるのかもしれません。
花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき・・・
長編小説「浮き雲」の作家・林芙美子の短詞として知られていますが、
最近になって下の句が続くことが分かったそうです。
風も吹くなり 雲も光なり
生きている幸福は 波間のかもめのごとく
縹渺(ひょうびょう)
(解説)
生きている幸福は
あなたも知っている 私も知っている
花の命は短くて 苦しきことのみ多かれど
風もふくなり 雲も光るなり
蓮の花は開花から散るまでの間、終始美しい姿を見せてくれます。
散り際はかくのごとくありたいと・・・ 思うのです。
2011年の蓮の花をご高覧頂きまして、ありがとうございました。(悦)

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