散歩道

日記りすと

更新日2003.09.30 Sep01:25

夜の女王とも言われるサボテンの仲間です。
夜の間、華やかな姿と香りで辺りを魅了するその花を｢たまゆらの香り｣とか
｢あえかな香り｣と表現する人もおります

夜７時頃から花弁が開き、４～５時間の間にだんだん花が開いていき、純白の華やかな姿と香りで辺りを魅了します。そして、日にちが変わる頃にはしぼんでしまう・・・美人薄命まさに短命です。だから、この月下美人に遭遇できた人は幸運に恵まれるのだそうです。

夏の終わり、雨の日の夕方のことです。隣町に住むKさんよりTELがあり、「今晩月下美人が咲くので見にいらっしゃいませんか？」とのお誘いをうけ、喜び勇んで出かけました。３年間呼んでいただいたのにタイミングが悪くいけなかったので　"今年こそ絶対見たい、3度目の正直"　だったのです。

その日はあいにくの雨だったので、Kさんの家のガレージで観賞することになりました。車を降りるやいなや、どこからともなく甘い香りが辺りにたちこめ、その香りに誘われように月下美人にたどりつきました。
７輪の大きな花が開いていく途中でした。

「絵にも描けない美しさ」とはこのような花を見た時に言う言葉なのかな・・・
と、思えるほど私はMoonlight　Ladyに魅了されました。
純白のLadyはなんとも色気があり、不思議なエネルギーを発散させているような気さえしてきます。Kさんのご家族とご一緒に夏の一夜，月下美人談義に花が咲きました。

香りをお届けできないのが残念ですが、画像でお届けいたしますね。
みなさまに幸せのおすそ分けです・・・

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