世界の切手をに3Dピクチャーに
「切手と私」について・・・
- 〇3Dピクチャー カリフォルニア会では“世界の切手” を立体画に仕立てています。
- 〇一流アーティストがデザインした切手は、その国を代表する究極のアートです。そこに着眼して、切手を題材に立体画に仕立て額装しています。
- 〇日本の切手は有価証券法に引っかかるといけないので、さわらないようにしております。
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30年も40年も前の話ですが・・・
父が切手マニアであったせいか、幼い頃から記念切手の発売日になると
早起きして、近所の郵便局に買いに行く姿を見て育ちました。
浮世絵切手( 日本の記念切手の中ではかなりの大型切手 )の発売日は
もう大変で、いつになく早起きし 朝からそわそわして郵便局の前に並んで
買い求めてきました。
父が切手マニアであったせいか、幼い頃から記念切手の発売日になると
早起きして、近所の郵便局に買いに行く姿を見て育ちました。
浮世絵切手( 日本の記念切手の中ではかなりの大型切手 )の発売日は
もう大変で、いつになく早起きし 朝からそわそわして郵便局の前に並んで
買い求めてきました。
そして後で決まって言うのです。
「悦子 いいだろう!素晴らしいだろう!」と
父の自慢の切手談義が始まるのでした。
収集した切手の解説もよくやってくれました。
「悦子 いいだろう!素晴らしいだろう!」と
父の自慢の切手談義が始まるのでした。
収集した切手の解説もよくやってくれました。
小学生だった私は父の嬉しそうに話す姿に相槌は打つものの、
切手の本当の価値などは分かるはずもなく、
心の中で・・また始まった・・くらいに思っていました。
切手の本当の価値などは分かるはずもなく、
心の中で・・また始まった・・くらいに思っていました。
ところが・・・あれから何十年立ったのでしょう・・・
ある日突然走馬灯のように思い出したのです・・・
ある日突然走馬灯のように思い出したのです・・・
私が3Dピクチャーを作り始めて15年目のことです。
切手を3Dピクチャーに仕立てたらどうだろうか・・・と
3Dピクチャーを趣味に持つ人は誰でもそうなのですが、
初心者はポストカードサイズから始め、だんだんと大きな絵に挑戦していきます。
大きい作品ができるようになって上級レベルになる訳です。
大型作品=難度と価値が高い これは間違いではありません。
しかし大型作品を創ったあと、今の日本の住環境ではスペ-スが狭く
保管場所の確保が大変です。
切手を3Dピクチャーに仕立てたらどうだろうか・・・と
3Dピクチャーを趣味に持つ人は誰でもそうなのですが、
初心者はポストカードサイズから始め、だんだんと大きな絵に挑戦していきます。
大きい作品ができるようになって上級レベルになる訳です。
大型作品=難度と価値が高い これは間違いではありません。
しかし大型作品を創ったあと、今の日本の住環境ではスペ-スが狭く
保管場所の確保が大変です。
そこで、切手を思い出したのです。
『 切手は小さな芸術作品なんだよ 』 という父の言葉です。
切手はその国の一流アーティストの作品がモチーフになっていることに
気づかされました。
『 切手は小さな芸術作品なんだよ 』 という父の言葉です。
切手はその国の一流アーティストの作品がモチーフになっていることに
気づかされました。
それからの私は郵趣協会に入会して、
世界の切手と出合えるさまざまなイベント会場に行っては、
3Dピクチャーに向いている素適な切手と出合うことになった訳です。
世界の切手と出合えるさまざまなイベント会場に行っては、
3Dピクチャーに向いている素適な切手と出合うことになった訳です。
今では素晴らしい切手の世界に夢中になっている自分がいて驚いています。
小さな切手を3Dピクチャーに仕立てる時は、めがね式の拡大鏡を使用します。
これさえあればどんなに小さなパーツもカットができ組み立てもできます。
“世界の切手”を3Dピクチャーに変身させることで、
家の中に額仕立ての切手作品を飾ることができます。
小さいのでいくつ創っても場所もとらないし、
季節に合わせて楽しむこともできます。
これさえあればどんなに小さなパーツもカットができ組み立てもできます。
“世界の切手”を3Dピクチャーに変身させることで、
家の中に額仕立ての切手作品を飾ることができます。
小さいのでいくつ創っても場所もとらないし、
季節に合わせて楽しむこともできます。
“切手をインテリアとして見せるアートへ”へと変えていきました。
私を可愛がってくれた父は亡くなりましたが、
きっと空の上から私の創る"3Dピクチャー切手”を見て、目を細めていることと思います。
切手の世界の入り口にはいつも父が立っているのが不思議な今日この頃です。
開高 悦子
きっと空の上から私の創る"3Dピクチャー切手”を見て、目を細めていることと思います。
切手の世界の入り口にはいつも父が立っているのが不思議な今日この頃です。
開高 悦子